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7/17(木)ニセコ町脱炭素・再エネ補助金説明会を開催しました!
2025.07.24 | 暮らし
今年で2年目となるこの補助金制度は、企画環境課からの委託を受けて、㈱ニセコまちが説明会や申請サポートを行っています。
説明会は2部制で開催し、事業者向け・12名、家庭向け・8名の方々にご参加いただきました。
㈱ニセコまちから以下の内容をお話ししました:
- 地球温暖化の現状と、脱炭素に向けた世界・日本の取り組み
- エネルギー価格の高騰と省エネ対策
- 現在利用可能な補助制度:ニセコ町脱炭素・再エネ補助金、ニセコ町宿泊税活用上乗せ補助、ほくでんエコ替えキャンペーン
- 補助金を活用した際の導入効果
また、事業者向けの部では北海道経産局にお越しいただき、経産省の省エネ診断や補助金制度の詳細についてお話いただきました。
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参加者の皆さんから多くの質問をいただき、その一部をご紹介します:
Q:太陽光パネルのみでも補助金は使えますか?蓄電池とEMSも必須?
A:一般住宅では発電した電気の30%以上、事業者では50%以上を設置した建物で消費することが要件なので、多くの場合は蓄電池とのセット導入が必要になります。
ただし、すでに蓄電池があるご家庭なら、パネル設置だけでも補助対象です。EMS(エネルギー管理システム)は必須ではありません。
Q:豪雪地帯では、パネルが壊れやすくないですか?町内に施工業者はいますか?
A:積雪に耐えるパネルが発売されており、法律で施工規則が定められているため、風や雪でパネルが飛ばされたり、故障することはほとんどありません。多くのメーカーが25年の保証を付けています。現在、町内には太陽光を施工可能な業者はいませんが、今後対応が進むことが想定されます。
Q:高効率空調について、従来の暖房設備に対してCO2を30%減らすエアコン機器であることとあるが、灯油から電気に変えると、電気代がかなり上がりませんか?
A:春や秋などの中間期はエアコン暖房のみ、極寒期は灯油暖房との併用など、季節や部屋によって、従来の暖房設備とエアコンを使い分けることがポイントになります。完全に切り替えるのではなく、徐々に電化を進めていくイメージです。
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この補助金は、ニセコ町が環境省と連携し、積極的に働きかけて獲得した貴重な制度です。将来を見据えて、ぜひこの機会をご活用ください!