用意するもの

①観葉植物桑添さん：今回、植え替えをするのはカールした葉が可愛い「フィクス・ベンジャミナ・バロック」です。流通が良いので手に入りやすく、育て方も簡単。北海道の冬の室内は暖房による乾燥と水のやりすぎで植物が枯れてしまうことがあるのですが、こちらは１年中室内で育てることができ、初心者向きです。他には「ポトス」も初心者にオススメできます。

②鉢サイズは元の鉢よりも一回り大きいものを。その他の選ぶポイントはデザイン・色・底穴・材質等。

③土袋売りしている「観葉植物用の土」。こちらには肥料も入っているので、初回の追肥は不要。

④鉢底石鉢内の水はけをよくします。

⑤玉ねぎネット鉢底石をまとめるために使います。

⑥チップ保水性を上げ、見栄えもよくします。

植え替え方法

１：鉢底石を玉ねぎネットにまとめ、植え替え用の鉢に入れます。入れる高さは鉢底から４分の1～３分の１にします。

２：１の上に植え替える植物の高さは残しながら「観葉植物用の土」を被せます。

４：鉢の前面に植物の見栄えが良い面を合わせて入れます。その上に再度「観葉植物の土」を被せます。

５：手で土を全体にならした後、鉢全体を持ち上げ、トントンと下に打ち付けます。

６：たっぷりと水を注ぎます。植え替えの際は普段よりも多くの水が必要なので、鉢底から水が流れ出るまであげましょう。

７：チップを土表面全体に敷き詰めます。

８：霧吹きで葉の表面全体に水をかけて完成。

お手入れのポイント

桑添さん：水の量、土の状態、室温の３つに気を付けることです。観葉植物が枯れてしまう多くの原因が「水のやり忘れ」か「水のあげすぎ」です。一般的に夏場は毎日水やり、冬は控えめにします。土の乾燥度合をみて適量をあげるようにしましょう。土が原因で育ちが悪いときは追肥するよりも土ごと植え替る方が元気になることが多いです。室温は、育てる植物の耐寒性・耐暑性を考慮してください。また室内での配置は以下３点を避けましょう。直射日光が当たる・エアコンの風が当たる・冬季に玄関からの風が入り込む場所。

生活に観葉植物を取り入れるメリット

桑添さん：主に空気が綺麗になる、リラックス効果があるといわれていますが、観葉植物のお世話を生活のルーティーンに加えると自分自身のケアにも繋がります。植物に挨拶をしたり、話しかけるのもいいですね。植物の世界の扉を開き、その奥深さを是非感じて欲しいです。