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ニセコ高校の生徒が「ニセコミライ」の案内人に挑戦!
2026.03.12 | 暮らし
ニセコミライでは今年度、地域の高校生が「案内人」となり、脱炭素のまちづくりの取組を紹介する新しい活動を行いました。高校生がまちづくりや住宅の性能について学び、町内外から訪れる方々に自ら説明するという試みです。
約1年間にわたり学びと案内の練習を重ね、実際の視察案内にも挑戦しました。今回は、この取組の様子と、案内人として活動したニセコ高校2年生・中原さんのお話を紹介します。
高校生がニセコミライの案内人に挑戦
今回の活動は、ニセコ町の「脱炭素アクションプラン」に基づく人材育成の取組の一つとして実施しました。高校生がニセコミライのまちづくりや住宅性能について学び、町外からの視察者や地域の方々に向けて説明を行うプログラムです。
これまで「学ぶ側」であることが多かった高校生が、今度は「伝える側」としてまちづくりを紹介する——そんな新しい挑戦でした。
案内人を務めてくれたのは、昨年度からニセコミライのイベントにボランティアとして参加していたニセコ高校2年生の中原さんです。グローバル観光コースに所属し、将来は観光ガイドを目指しています。
「地域の取組を自分の言葉で伝えてみたい」という思いから、このプログラムに参加してくれました。
《中原さんが子どもたちのサポートをしてくれた2024年度・雪遊びイベント》
案内人になるための準備
案内人として活動するため、まずはニセコミライのまちづくりや住宅性能について学ぶ勉強会を行いました。月に2〜3回ほど、ニセコまちのスタッフとともに理解を深めていきました。

テーマは、
- 脱炭素のまちづくり
- 高断熱・高気密住宅の仕組み
- 雪国で快適に暮らすための住まいづくり
など、普段の学校生活では触れる機会の少ない内容です。
複数回の勉強会の後、分かりやすく伝えるためのパネル製作を行いました。情報を整理し、「どうすれば分かりやすく伝えられるか」を考えながら制作しました。
さらに、町内向けご案内用の告知チラシも作成しました。どちらもイラストや写真を活用し、内容をイメージしやすいデザインを意識しました。



視察案内の様子
実際の案内では、大学生や留学生など町外からの視察者のほか、町内関係者や高校生へのガイドも行いました。
脱炭素の住宅設備に加え、住まい選びとまちづくりという視点からも紹介しました。「住まいを選ぶときに、環境やコミュニティのことも思い出してもらえたら、という気持ちで案内しました」と中原さんは話します。
また、視察者に合わせて質問を交えながら案内を進め、参加者との交流も深まりました。


参加者からは、
- 地元の高校生から直接説明を聞けて親近感がわいた
- 想像以上に高性能な住宅で、持続可能なまちづくりの考え方がよく理解できた
といった感想が寄せられました。
また町内の参加者からも、
- ニセコ町全体の将来を見据えたまちづくりだと感じた
- 豪雪地帯だからこそ、高断熱・高気密住宅の重要性がよく分かった
- 建築に興味が湧いた
などの声がありました。
活動を通して感じた成長
1年間の活動を終え、中原さんは次のように振り返ります。
「最初は情報をまとめることも、人に伝えることも難しく、悔しい思いをすることもありました。でも案内の練習を重ねるうちに、少しずつ自分の言葉で説明できるようになりました。この活動を通して、自分の成長を実感しています。
まちづくりや住宅について学んだことは、将来の進路だけでなく、人生の中でも大きな選択となる“住まい”について考える貴重な経験になりました。
また、一般的な高校生活では得がたい実践的な活動に自ら挑戦し、継続して努力できたことで、以前からの目標である観光ガイドという将来像にも一歩近づくことができたと感じています。」

来年度に向けて
今回の活動は、高校生がニセコミライの脱炭素のまちづくりを学び、視察者を案内するという新しい取組でした。
若い世代が地域の取組を自分の言葉で発信することは、地域の魅力をより多くの人に伝えることにつながります。同時に、将来の地域の担い手を育てる大切な機会にもなります。
中原さんは来年度もニセコミライの案内人を継続し、新高校寮の案内にも挑戦する予定です!後輩への引き継ぎも考慮しながら活動を続けていきます。
筆者/上川内:元気な笑顔の案内人のおかげで、視察に訪れた皆さんとの交流も深まり、ニセコまちのスタッフ一同とても嬉しく感じました。今後の中原さんのさらなる活躍も楽しみにしています。ニセコミライはこれからも、地域の皆さんとともに持続可能なまちづくりを進めていきます^^