ニセコミライで、「集合住宅向けホームエネルギーマネージメントシステム（以下、HEMS）の共同実証試験」を開始します！

HEMSとは、住居で使用している家電の使用状況を見える化し、最大限、効率的に電気を利用するためのシステムです。従来のHEMSは、家電の使用状況を見える化したり、遠隔で操作するものでした。それに加え、今回の実証試験は様々な設備機器を自動制御し最適なエネルギー消費を目指すものです。

ニセコミライでは、家電の利用状況や天気予報等から電力負荷を予測するとともに、電気料金やエコキュートの貯湯スケジュール等を考慮し、居住者の操作を極力省いた自動制御を行います。

高断熱・高気密な集合住宅、太陽光発電、省エネルギー設備、蓄電池を備えたニセコミライ街区全体の設備最適制御の試験を居住者のご協力をいただきながら実施します。

エネルギー地産地消推進等により、再エネポテンシャルが高い北海道において、再エネを有効活用することが重要なので、ユーザーのコストメリットを確保しながら「最適なHEMS制御」や「新たなサービス・料金プラン」の実現を目指します。

＜HEMS共同実証試験における各社の役割＞期間は本年夏から2年程度を予定。

北海道電力株式会社：ヒートポンプをはじめとする機器の設置方策等、積雪寒冷地の知見を提供

株式会社Haiot：集合住宅向けHEMSの構築

株式会社ニセコまち：本実証試験を含む事業の推進