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新月伐倒・葉ガラシ見学会を開催しました!

イベント

(株)ニセコまちでは、地域の方々にご参加頂けるさまざまなイベントを定期的に企画しています♪

今年最初のイベントとしまして、2月26日にSDGs街区予定地にて、「新月伐倒・葉ガラシ」見学会を開催しました!

新月伐倒・葉ガラシ見学会の様子

皆さん、「新月伐倒」や「葉ガラシ」という言葉を聞いたことはありますか?

「新月伐倒」とは、月の満ち欠けに基づいた伝統的な樹木の伐倒方法のことです。冬の下弦の月から新月までの間で、樹木の中に栄養水の残留が少ない時期に木を伐倒します。その時期に伐採した木は、虫がつかず腐りにくい、木が反りにくいといった利点があると言われています。

その後に続く「葉ガラシ」とは、伐倒した樹木を伐倒現場で天然乾燥させる、人や木に優しい木材の乾燥方法のことです。樹木の伐倒後は、枝葉を付けたまま木の切り口を谷側に向け、比較的長い期間放置・乾燥させてから木材として利用します。

今回、SDGs街区予定地に生えているトドマツの「新月伐倒」と「葉ガラシ」の工程を、実際に現場で見て学ぶ見学会を開催しました。

伐倒したトドマツの断面

見学会には、ニセコ中学校やニセコ高校の生徒さんをはじめ、地域の様々な方々にご参加いただきました。当日はお天気も良く、気持ちの良い気候の中でトドマツ伐倒の様子を見学することができました。

見学会の開催にあたって、まずは(株)ニセコまちの事務所にて事前の勉強会を行いました。新月伐倒・葉ガラシとは何か?、また、持続可能な森林管理の概念やその起源について、樹木の生長過程やそのリズム、月の存在が生物に与える影響、木材として利用するための様々な工夫などなど . . .(株)ニセコまちの村上取締役が参加者の方々に説明を行いました。

中学生や高校生の皆さんも興味津々

ご近所にお住まいの大橋百合子さんもご参加下さり、トドマツを植えた時のことや、当時この地域に住んでいた人がトドマツや木をどのように利用していたかなど、とても貴重なお話を聞かせてくれました。

トドマツを植えた当時を振り返る大橋さん

事前の説明が終了した後は、実際に現地にてトドマツ伐倒の様子を見学しました。

伐倒前のトドマツ

今回、自伐型林業を実践されている合同会社HIKOBAYUの澤田健人さんを中心に、ニセコ町地域おこし協力隊の新井直人さん、鈴木健さんの協力の下、伐倒作業が行われました。木の伐倒前には事前の雪かきも。木こりたちの体力、恐るべし、、、!

伐倒前にまずは雪かき…!!

「そろそろ倒れるよ」という声がけとともに、「今かいまか」と倒れる瞬間を待つドキドキ感は、なかなか味わえないスリリングな時間でした。

伐倒の際にトドマツが倒れる方向をロープで調整します

伐倒の現場では、木を切るチェーンソーの音や伐倒間際の木のきしむ音、倒れた瞬間の身体に伝わる響きなど、現場にいるからこそ感じられる貴重な瞬間を身を以って体験することができました。伐倒後は、トドマツの幹から枝を切り取り、葉っぱの清々しい匂いを嗅いでみたり、澤田さんに普段のお仕事についてお話を伺ったりと、皆さんとの交流の時間を楽しみました!

伐倒したばかりのトドマツの枝葉を切り取ってもらいました
トドマツの葉を手で揉んでみるととても清々しい香りが!
澤田さんの普段のお仕事についても教えてもらいました

澤田さんらから、伐倒したトドマツを輪切りにし、ご近所の大橋さんにプレゼントされるあたたかいワンシーンも。大橋さんも「この木を自宅でゆっくり眺めながら、何歳なのか年輪を数えるのが楽しみです」と、とても喜ばれていました。

輪切りにしてもらったトドマツを嬉しそうに運ぶ大橋さん

今回見学会にご参加いただいた皆さま、伐倒作業を担当して下さった澤田さんや協力隊のお二方、見学会開催に向けてご協力下さった皆さま、どうもありがとうございました。(株)ニセコまちとして、今後もこうしたさまざまなプログラムを企画していく予定ですので、ぜひ奮ってご参加いただければ嬉しいです!

伐倒作業お疲れ様でした!
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